備前福岡の市
について
開催概要
備前福岡の市
毎月 第4日曜日
8:00〜11:00
備前福岡の市は、毎月第4日曜日に長船町福岡で定期開催する
地元生産者との交流が楽しめる朝市です。
開催場所:岡山県瀬戸内市長船町福岡(一文字うどん北側広場)
駐車場:一文字うどん、および妙興寺北隣など
備前福岡の大市
毎年 4月・11月
8:00〜12:00
春と秋の年2回、開催場所を拡大して備前福岡の大市を開催しています。
開催場所:岡山県瀬戸内市長船町福岡(妙興寺西の市場小路~西小路、一文字うどん北側広場)
駐車場:一文字うどん、および妙興寺北隣など、無料の臨時駐車場が設けられます。
備前福岡の歴史
中世の商都の賑わいを再び

私たちの想い
継続が力となるために、
進化を続ける
前福岡の市は、2026年3月に241回目を迎え、20周年という節目を迎えます。「継続は力」と言われますが、その歩みは決して平坦なものではありませんでした。 立ち上げ当初は、事務局が中心となって市全体を引っ張っていくかたちでした。「歴史教科書にも載る福岡の市」と言ってもお客様の心には響きません。知名度を高め、来場者を増やすために奔走した時期でした。
そうした中で、事務局の熱意が次第に出店者へと伝わり、市は「うちらの市」として主体的に関わる場へと変化していきました。運営も「役員会」が中心となり、若者や女性の参加を積極的に取り入れ、多様な視点や意見が市づくりに反映されるようになりました。 その結果、市は以前にも増して居心地のよい市へと近づいていきました。
新しい「みんなの市」を
めざして
備前福岡の市の大きな特色の一つに、お客様と出店者間の充実した「対話」があります。これは、生産者直売の対面販売だからこそのものです。生産者からの説明だけでなく、お客様からの質問・希望・感想など双方向のやりとりが行われます。そうした声の一つひとつが、次の市へとつながる大切なヒントとなり、改善や工夫へと生かされています。
備前福岡の市は、出店者とお客様でつくりあげる新しい「みんなの市」として、これからも進化を続けていくことを目指してまいります。
備前福岡の市出店者会会長 大倉秀千代
対 面
市の出店者は、すべて地元を中心とした生産者・加工業者・工芸家の直売です。作り手だから分かる情報(調理方法、育て方など)を、対話を通じてお伝えできます。
体 験
備前福岡の市では、毎月、出店者が順番に体験教室を開催しています。プロの技を家庭でも活用していただけるようお教えします。(2021年4月現在、感染症防止のため、体験教室を中止しています)
学 び
毎月の市の開催日には、備前福岡の町並み見学会を開催しています。ガイドと一緒に町歩きを楽しみながら、かつて生活用水として利用されていた「七つ井戸」や、国指定登録有形文化財「仲﨑邸」、備前福岡郷土館での国宝『一遍聖絵』デジタルミュージアムを巡り、中世の商都の歴史文化に関して学ぶことができます。
市場小路に面した「大河内邸DOMAギャラリー」では、吉井川での採取品や作品を展示。「備前福岡の市」開催日の8:00~11:00の間、自由に観覧することができます。
また備前福岡の市では、地域の歴史・文化の学びにとどまらず、生産者による農業体験なども開催しています。

































備前福岡は、1100年代に一級の王家(天皇家)領荘園「福岡の庄」として成立しました。九州の福岡は、1607年に筑前52万石の大名となった黒田家が築城の際、先祖ゆかりの地であるこの備前福岡から名を取り「福岡城」と名付けたことに始まり、それが福岡藩、福岡県、福岡市へとつながったと伝えられています。まさに、「(九州の)福岡を生んだ(備前)福岡」なのです。
当時の福岡は、南北を結ぶ吉井川の水運と、東西を貫く山陽道の陸運が交わる「結節点」に位置していました。さらに、福岡一文字派・長船派の刀剣や、隣町の備前焼といった、当時の日本を代表する産業地帯に囲まれ、山陽道屈指の都市・商都として大いに栄えました。その中心をなしていたのが「福岡の市」といわれ、その賑わいは、国宝・一遍聖絵に描かれた「福岡の市」の場面(1278年)からも、今に伝えられています。
それからおよそ700年の時を経た2006年3月、現代版「備前福岡の市」が産声を上げました。福岡の市史跡碑に隣接する竹藪を地元住民が切り開き、近隣の農業者・商工業者13組が出店した、手づくりの市がその始まりでした。やがて毎月第4日曜日開催の定期市として定着し、現在に至っています。4月と11月には「大市」として、備前福岡の大通り「市場小路」を舞台に、地域を挙げて盛大に開催されています。